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自民党平口洋衆議院議員にお話を伺ってきました!


6月15日16時から、自民党平口洋衆議院議員(広島2区選出) にお話を伺ってきました!

その時の質問と回答です。

 

①核兵器の廃絶を目指すべきだとお考えですか

はい

もちろん。自民党の被爆者救済を進める議員連盟として、原爆症認定基準見直しや「黒い雨」の被害者支援の拡充に取り組み、手応えを感じている。

 

②−1核兵器禁止条約が採択されて2年目を迎えますが、あなたは核兵器禁止条約に賛同していますか

はい

究極的には「賛成」。国際政治の最大問題。非核保有国が賛成、核保有国が賛成しないという状況になってしまっている。核兵器はステータスとして利用されている。北朝鮮は、核兵器を持っているからアメリカにものが言えている。アメリカは、自分は持っているが、他国に持つなと言っており、調子がいいところもある。核兵器禁止条約はそのステータスをなくすための一つの方法になるとは思う。

 

②−2核兵器禁止条約に日本は署名・批准するべきだと思いますか

思わないことはない

核兵器禁止条約は結論に飛びつきすぎな所がある。核兵器には絶対反対。そこに行くプロセスで違うやり方がある。NPTだったり、部分的核実験禁止条約だったり。核軍縮の動きを強めていく。保有国を含めて、核の禁止に持っていきたい。

被爆地の議員として、揺れ動くところだ。国全体はどうあれ、やらなくてはいけないことをやる。理想論としては核兵器禁止条約に賛成。核保有国が反対、非核保有国が賛成の構図で、世界がまとまっていない。核軍縮を進めていって全面禁止へ。橋渡しをするという意味で、核兵器禁止条約の会議には参加してほしかった。

 

③どのような条件のもとならば、日本は核兵器禁止条約を署名・批准することができますか。また、署名・批准に至らない障壁となっていることはなんですか

その答えは難しい。地道に核の恐ろしさを伝えていく。広島、長崎だけでなく、たとえば、カザフスタンにも核実験の被害者がいる。これについて、もっと伝えていくべきだ。

 

その他

  • 広島の議員として、答えることが難しい所はあった。それでも声を大にして言わなくてはいけないこともある。
  • 北朝鮮にも核実験被害者がいる。公明党の斉藤幹事長は、北朝鮮の被爆者支援について話していた。自民党の被爆者救済を求める議員連盟として、非常にいい(考え)。重大な問題だ。
  • アメリカが廃絶と言わない中で、日本からアメリカにアクションしていくということはできる。持っていない国から、持つ国に意見を言う。核実験に対して抗議していかないといけない。議員として抗議するということも検討する。
  • 政府と世論、両方が相まって進んでいきたい。
  • 若い人たちが頑張っている。私たちも頑張っていきたい。
  • アメリカの国内は、核兵器反対ではない。いまだに投下を正当化している。変えていかなくてはいけない。