なんと、ICANが進める「自国政府による条約への署名・批准の為に尽力する」という、世界中の国会議員による核兵器禁止条約への国会議員誓約(Parliamentary Pledge)にサイン頂きました!!
日本の国会議員では、初です!!
以下、質疑の一先ずのまとめです。
①核兵器の廃絶を目指すべきだとお考えですか
はい
政治家としての使命であると思っている。重たいテーマだが核兵器廃絶をめざしている。
②ー1核兵器禁止条約が採択されて2年目を迎えますが、あなたは核兵器禁止条約に賛同していますか
はい
何度も署名を訴えている
賛同しない日本政府に残念を通り越して怒りを覚えている。既存の核兵器に関する条約(NPT・PTBT)を否定しない上での核兵器禁止条約であり、核保有国と非保有国の溝を埋める橋渡しを日本はしなければならないのに今の政府は民間の思いにこたえておらず、先導的な役割どころか足枷状態。
②−2 日本は核兵器禁止条約を批准するべきだと思いますか。さらに広島出身の議員として核兵器禁止条約の日本の批准のために働きかけていることはありますか
思う
国会論戦の場では、必ず批准するように主張をしている。
岡田克也氏が会長の民主党非核議員連盟のもとで、勉強会もしてきている。
⇨ヒバクシャ国際署名に賛同していますか
賛同している。署名もしている。核兵器廃絶の取り組みは政治家のみではない。国会でも発言し首相に答弁を求めている。
③ どのような条件のもとならば、日本は核兵器禁止条約を署名、批准することができますか。また、署名、批准に至らない障壁となっていることは何ですか。
難しい。核抑止が本当に安全保障の役に立っているのか考えていくべき。
オバマ政権の時に核先制不使用を表明しようとしたのを反対したのは日本ではないか?と言われている。
トランプ政権になり、さらに混乱を極めている。核がなくても成り立つことを証明しなければならない。
日本の今の姿勢に国際社会が疑問を持っている。
その他
- 参院選に向けて、核兵器禁止条約の署名・批准を党の公約にすることは可能ですか
党の政策として既に、核兵器禁止条約について掲げている。自身の政策でも掲げている。
核兵器禁止条約に反対する野党議員は少ない。共通政策としても掲げることは可能だと思う。
- 自民党支持者に理解する人がいなければ難しいのではないかと思いますが
核兵器廃絶を実現したい国会議員は多くいるが、核問題は国内外の問題であるため、北朝鮮問題のことも並行して行わなければならない
今期の国会答弁で安倍総理が初めて「日本には核が必要だ」と言った。過去の首相の中では初。驚きを隠せない。
そんな状況の中では、現状にとどめる方に精一杯になってしまっている雰囲気は否めない。
核兵器禁止条約に、与党も巻き込んでいくことで、動きは変わってくるのではないかと思う。